マクロビオティック交流会2020

[日程]2020年10月17日(土)-18日(日)
[場所]マクロビティック和道(在日本 対談者集いの場所)
[参加方法]オンライン(Zoom・定員100名先着順、Facebook Live・定員無)
[参加費]17日 第1部-無料(Facebook Live)
     18日 第2・3部-ドネーション制(Zoom、Facebook Live)

[プログラム]
10月17日(土)
13-16時 第1部 失敗から学ぶマクロビオティックーその指導方法の変遷と現状ー

ファシリテーター:磯貝昌寛(マクロビオティック和道代表)

1976年群馬県生まれ。食養指導家。「マクロビオティック和道」主宰。
20才から大森英桜(1919~2005)と石田英湾(1936~2010)に師事し、宇宙法則研究会(現在休会中)の運営に携わる。2000年にマクロビオティックの専門店「こくさいや」を立上げ、2016年まで代表を務める。2014年より郷里の富岡市(群馬県)でマクロビオティック和道を立上げ、断食合宿、塩断ち合宿、個別食養指導、自然農体験を行っている。
20年間で1万人近くの食養指導を行い、現代人に合ったマクロビオティック(食・体・心の調和をとる生活法)をすすめる。

日本CI協会講師
助産院バースハーモニー講師
こくさいや講師
ラ・コシナ・デ・ミナカ講師

著書
『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て・放射能対策編』サンマーク出版(大森一慧との共著)
『自然治癒力を高めるマクロビオティック基礎編』ミネルヴァ書房

[対談者](敬称略)
オフライン対談者一覧:
橋本宙八(マクロビアン

1947年新潟県に生まれる。26歳の時、寺での断食を機にマクロビオティックに出会う。その実用性と生命観の深淵さに惹かれ、以来、ライフワークとして研究、実践47年。
結婚後、福島県いわき市の山中に居を構え、自然生活をしながら二男、三女を夫婦二人で自力出産。医者要らず薬要らずの完全穀菜食で育てる。
食の研究では40年間、体質改善の基本である「半断食」による心身改善法を探求し、独自のプログラムを創作。日本、オーストラリア、アイルランド、スペイン、中国等の国内外で長年セミナーを開催。十数カ国約9000人が参加。
2011年3月、東北大震災の原発事故で京都に移住。現在は、自宅及び各地でセミナーや講座を開催しながら、自らの食体験を世界に伝えることをミッションとし、併せて、次代へのマクロビオティック運動の普及に尽力している。
「マクロビアン」は、この活動の中で誕生した言葉で、マクロビオティックを実践する者の意味。
京都府在住。「マクロビアン」主宰、KIJ(久司研究所)、日本CI協会、正食協会等、各マクロビオティック団体の講師を歴任。

森山幹麗くつろぎ合同会社

1975年 東京都国立市出身 千葉県在住
元リマクッキングスクール姉妹校でマクロビオティックと自然食品を普及する家庭に生まれ育つ。
日本CI協会・オーサワジャパン研修生や自然食品店勤務と無農薬有機農産物消費者団体役員などを経験。
自社管理経営する農地での不耕起多年草化自然栽培農業を中心に、自然食品店とマクロビオティック・ヨガ教室や道場運営の他、砂浴・断食合宿などの講座開催、古民家再生事業などの自然派リフォームや炭焼き&木こり、草木染めなど行いながら、自然環境と動植物の生命活動の環境改善と自給自足的精神文化社会生活を目指している。
日本CI協会、沖ヨガ協会、日本プレクシャ・ディヤーナ協会、GOMF(USA:George Ohsawa Macrobiotic Foundation)、ブラウンズ・フィールドなどでマクロビオティックとヨガの指導・執筆経験の他、叶津番所、いりあい村など出張でのマクロビオティック料理提供やマイクロバス送迎も担当し全国各地での指導依頼も受ける。
リマクッキングスクール師範科修了、大森英櫻正食医学講座修了、瞑想(冥想)・ヨガ指導資格の他、整備士、二種・大型ドライバー、建設機械検査者、いくつかの技能資格取得による田舎暮らしでの実践活用生活から、食べ物だけではない心と身体と社会生活に関わる全ての物事とご縁のある方々とのマクロビオティック哲学の調和融合や普及を家族や住込スタッフと共に実践中。
マクロビオティックやヨガの誤解も解きながら常に変化している日常生活の波を乗りこなして、よりたくさんの方々と楽しく愉快な人生を遊び通せるようくつろげる日々を探求してます。

小島也主子(未来キッチン~A way of life~

オーストラリア シドニー在住中、家族の病気のことがあり栄養学、自然療法、マッサージを学ぶ。シドニー在住中、偶然、近くにマクロビオティックカフェ‘MACRO’ と言うCaféがオープンし、そのカフェで働く機会をもらいマクロビオティック の楽しさを経験する。帰国後、米国クシインスティチュートにてリーダーシッププログラムを学び始める。その翌年より日本、オランダ、ベルギー 各国で経験豊かな指導者たちからマクロビオティック を学ぶ。マクロビオティック料理教室『未来キッチン~A way of life~』を主宰しながら国内外にてマクロビオティック講師やプライベートシェフを行い、日本の伝統食や発酵食の素晴らしさをご紹介する。

永井邑なか(ラ・コシナ・デミナカ

中学生の時に母親を通して大森英桜氏の食養、無双原理と出逢う。高校生の時に動物性を断ち、2000年長女妊娠を機に完全穀物菜食を実践。大森英櫻氏に姓名学も学ぶ。マクロビオティックの創始者桜沢如一氏の高弟大森英桜・一慧ご夫妻、久司道夫氏、松本光司氏、石田英湾氏等から直に長年学び独自のマクロビオティックを深めている。2004年長男、2007年次男自宅出産。2014年2月ハワイ島に一時越し、一年半マクロビオティックを伝える。2015年7月カルフォルニアに一時越し、Scotts Valley、Sebastopol、Los Angeles、San Jose、Berkeleyで一年間マクロビオティックを伝える。2005年より東京と山梨でマクロビオティック教室La Cocina De Minaka ラ・コシナ・デ・ミナカ開校。マクロビオティック各種講義、お料理教室、デトックス&ノーソルト合宿、望診相談、姓名相談、オンライン講座等を主宰。2000人近くの国内外の方を指導 山梨で天然かき氷&オーガニック飲食販売店マナマハロ経営。

大森英櫻の医学講座修了・大森一慧のクッキング師範科修了
KIJ認定クシマクロビオティックインストラクター
KI認定クシマクロビオティックインターナショナルインストラクター
松本塾師範修了

斎藤 武次(モニコド文庫)

1935年、埼玉県加須市生まれ、現在はさいたま市在住。
高校3年の秋、恩師塚田喜文氏より『永遠の少年』(桜沢如一著)をプレゼントされ、食べ物を通してモノを観るという世界観に共鳴、無双原理の面白さに夢中となる。翌年1月より自宅にて食生活の改善に取り組む。しかし、家人には理解されず19歳の夏家出を決行、渋谷区代々木西原の桜沢主宰「メゾン・イグノラムス」へ入所。はじめ台所の手伝い、それから代理部で食品と書籍の販売を経験した半年後、吉見クリマックと共に念願の平和運動「世界政府」新聞の編集に携わる。
1959年、関東短大英文科(教職課程)卒業。半年間教鞭をとるも、翌年自動車業界に転身。9年間新車デーラーに勤務後、自ら中古車販売店を開業、後にマツダのオートザム新車販売グループへ参加したが、これは大失敗!
以前、日本生産性本部労働アカデミーに通い、日本のある自動車デーラーの賃金体系を考察(卒論を書いた)したことを思い出しながら、日本経済のバブルとその崩壊をもろに実体験させられた。
しかし、1970年、35歳の時に始めた私設「モニコド文庫」では、仕事の傍ら文学書の他、桜沢の著作を始めとするマクロビオティックの関連本、及び「新しき世界へ」、「コンパ21」、「宇宙研つうしん」、「真・食養会」等の雑誌を購読、意識的に資料を収集してきて現在に至っている。
そして、2004年の春、大阪の正食協会主催で開かれた桜沢如一没後38周年記念「遺徳をしのぶ墓参会」への出席を契機に、2008年には手作り本『知らなかった国よ―MI日記―』を出版(2015年に文芸社にて文庫化)。その後日本CI協会の「桜沢如一資料室」の設立に参加し、最近はもっぱら桜沢の著作とその関連本の再読、また執筆活動に専念している。
著書には、『知らなかった国よ』の他に、『愛に盲いて―青春の日の自画像―』、(有)あうん社出版の『手のひらの宇宙』シリーズ本5冊の中に、それぞれ〈食べ物から見える世界〉、〈表現とは何か〉等のエッセイが収められている。なお、この4月には桜沢先生へのオマージュとして、『マクロビオテイックの世界観』巻1巻2を(有)あうん社から出版した。
自宅での料理教室は毎月1回開催、リマ・クッキングスクール師範科修了の斎藤美千子が担当。他に同じく我が家で隔月に1度、「GO研究会」を若手のホープ七林秀郷氏の司会で開催している。

千葉 芽弓Tokyo Smile Veggies

ベジフードプロデューサー
Tokyo Smile Veggies主宰
Vegewelプロデューサー
KIJ認定マクロビオティックアドバイザー
ラ・コシナ・デ・ミナカ師範科修了
沖ヨガ ファミリーヨガインストラクター資格
フードコーディネーター、食育インストラクター、食空間コーディネーター
草月流華道師範
健康や環境、フードロスなど社会問題の解決や、ダイバーシティとしての食の多様性への対応のために、マクロビオティックに則したナチュラルで日本の伝統的な食を大切にしたプラントベースのメニューや製品の開発・プロデュース、ならびに普及啓蒙活動を行う。食を通じた復興ならびに地域創生事業、食養生・料理セミナーやパーティケータリング、ライター、メディア発信、イベント企画など幅広く活動している。

櫻井裕子和-Nagomi-〔リマ藤が丘校〕

香港生まれ。6歳まで香港で育つ。当時、貧富の差がまだ激しかった香港でよく見た路上で物を乞う母子の姿が頭から離れず、大学では貧富の差や不平等などのテーマを研究。ブータン王国の「国民総幸福量(Gross National Happiness)」に着目し、実際にブータン王国へ調査しに行くなど「本当の豊かさ、幸福とは何か」を問い続ける。社会人になった後、仕事を辞めてフィリピンの大学院へ飛び込み、路上やスラム地区で、参与観察を続けながらストリートチルドレン(児童労働)の研究を進める。子どもたちを危険から守ること、飢えから解放すること、教育を受けられるようにすることなど、社会的弱者である子どもの視点から世界平和を願い、活動する。
20代後半はNGO職員や大学の講師など様々な職に就くが、2006年の長女の妊娠を機に、助産院であったリマ鎌ケ谷校(当時)にお世話になる。そこでマクロビオティックの食事法・考え方に出逢い、人生が大きく変わる。それまで、アトピー性皮膚炎や喘息、冷え性、軽い不眠症など様々な体調不良を抱えていたが、食事を変えたことで体質改善を経験。出産も畳の上で、初産で3時間ほどの超安産で、口に入れる食べ物の身体への影響の大きさを痛感することになる。その後、マクロビオティック生活法に根差した3人の子育てを実践(様々な失敗と反省を繰り返しながら現在進行中)。
赤ちゃんをおんぶしながら、千葉にあるリマ姉妹校で初級から上級まで学び、大森一慧氏には手当法を学ぶ。リマ本校の師範科では故田中愛子氏、インストラクター養成講座では前校長の故松本光司氏にお世話になり、尾形妃樺怜氏を始めとする大先生方からマクロビオティック料理の真髄を学ぶ。桜沢里真先生の「平和な家庭が増えれば、平和な社会になります。社会が平和になれば、世界が平和になります。平和な家族は愛のある一人の家庭の主婦からつくられます。」という言葉に大いに共感し、平和な社会を作るためには、まずは食べ物の問題から取り組み、家庭の主婦(夫)から働きかけていこうと決意する。
クッキングスクール・リマでは、主にベーシックI(初級)を担当。自分が主宰する料理教室(和-Nagomi-)では、リマ藤が丘校としてベーシックI(初級)、ベーシックII(中級)、アドバンス(上級)を開講。「マクロビオティックで楽ちん子育て講座」や「親子でクッキング」なども開講している。現在、講座のオンライン化を試行中。

桜澤珠紀アムリタ料理教室

マクロビオティック料理教室主催
ケータリング
出張料理
マクロビオティッククッキングスクールリマ師範
山村塾望診上級指導士
クシマクロビオティックスコンシェルジュ
食品衛生責任者
沖ヨガ系神田ファミリーヨガインストラクター
2014年〜2017年まで押上にてマクロビオティックのカフェ アムリタ経営
2018年ビオテラスオルガニカ箱根にてオープニングスタッフとして厨房で
マクロビオティックフレンチ、食の全てを担当

藤野幾三(熱海断食道場

10年以上苦しんだアトピー性皮膚炎を治すために1996年から自己流で動物性を食べない生活を始める。 動物性を食べないキッカケは牧内泰道師の講演会で、『自分の病気は自分で治せ!バカヤロー!』 という言葉に感銘を受け、個人指導をしてもらい始める。しかし、まだしっかりと、研修を受けていない ので、自己流レベル。 2001年から左肺が石灰化し、医者から治らない、死ぬのを待つしかないと告げられ、自宅で死ぬのを待つ。 5回生死を彷徨うが、死ななかった為、2002の8月に熱海断食道場の研修を受ける。 初日が大森先生の講義で、食箋 を受ける。最初の食箋は林檎の葛煮。 ここから、本当のマクロビオティック(その人に合わせた食事を基本に全てにおいて共存共栄を目指すこと)に出会い、始める。 大森先生が亡くなるまで、年に2回熱海断食道場で大森英桜先生に丸々1日、マクロビオティックを指導して戴く。 2002年の12月には、回復。 2003年1月から熱海断食道場創始の牧内泰道師の正式な弟子となる。 2003年の5月7日に独立を許され、食事指導始め、本物のヨガを伝え始める。 体調指導、人相、家相、姓名判断、手相、料理教室、社員研修、などを全国で指導する。 2010年から桐生断食道場、 道場長就任。 2016年から本家の熱海断食道場、道場長就任。 2018年株式会社あめつち舎設立。代表取締役社長就任。 2020年現在、8000名以上を指導する。 熱海断食道場、桐生断食道場は日本で最初の断食道場として、府中と中野で始まりました。 体操だけではなく、生活行法としての実践ヨガを45年以上続けている道場です。 (株)あめつち舎は人々の生活に根差した衣食住の提案と、地域の活性や伝統文化の継承を大事に考える会社です。 現在、食の分野で、磯貝さんを始め、群馬県の自然栽培を行う農家さんの玄米粉と小麦粉を使用し、本当の無添加で玄米クッキーこめぞうくんを製造販売を行なっています。 このクッキーは群馬だけでなく、他の地域の名産ともコラボをしていき、全国と繋がるものとなっています。 群馬県以外の初のコラボは静岡県の有機抹茶です。 来年から、本格的にオーガニックコットンリネンの糸作り、生地作りの準備を始める予定です。 体が整う住宅づくりも18年間指導しているので、来年からは住宅も始める予定です。

安藤泰弘

桜沢如一(Georges Ohsawa)研究者

オンライン対談者一覧:
高桑智雄(桜沢如一資料室室長)

桜沢如一資料室室長
1970年生まれ。2001年に偶然入社した日本CI協会で、桜沢如一の陰陽哲学に感銘を受け、故・大森英櫻のアシスタントなどを担当する。フリーランスとして独立した後、2011年より桜沢如一資料室の設立、運営に携わる。2018年より、資料室室長として「クッキングスクール リマ」の初級、中級、上級、師範科にて理論講座を担当し、全国で陰陽セミナーを開催する。食養論、陰陽論、宇宙論の三位一体のマクロビオティックの面白さを楽しく伝える活動を展開する。編集・執筆に「マクロビオティックの陰陽がわかる本」「マクロビオティックムーブメント」など。

パトリシオ・ガルシア・デ・パレデス(Kushi Macrobiotic School

1970年 スペイン生まれ。自然に恵まれた自給生活が残る地中海のフォルメンテラ島で育つ。母親が医師にさじを投げられた重度の腎臓病をマクロビオティックで改善したことから5歳でマクロビオティックの生活を始める。
アメリカに移住し高校卒業後、世界を回って目にした貧困、紛争、病気等の問題の解決のためにはマクロビオティックが必要だと実感し、米国マサチューセッツ州ボストンとベケットのKushi Instituteにて久司道夫・アベリーヌ夫妻の下マクロビオティクを学ぶ。その後フリーのマクロビオティック講師として、レクチャー・レストランシェフ・プライベートシェフ・コーチ・コンサルタントとして、南北アメリカをはじめヨーロッパや東南アジアを回る。
最初の来日の際に、マクロビオティックで学んだ素晴らしい日本の伝統食が日本の家庭から失われつつあることに驚き、家族や自分を健全に導いてくれた日本にいつか恩返しがしたいと思う。
アベリーヌ夫人のサポートをしながら各国を回る中で、世界が変わるには日本が重要な鍵になると思い、日本への移住を決心する。
東京のマクロビオティックレストラン クシガーデンのレストラン開発とシェフトレーナーとして従事。新宿チャヤマクロビオティックレストランで統括シェフとして、メニュー開発やシェフトレーニングなど担当。バラエティと国際色豊かなマクロビオティック料理や欧風スイーツを開発し、レストランと料理本、教育を通して広める。
東京都渋谷、恵比寿、青山、山梨県小淵沢のKushi Institute of Japanにて教育ディレクター、主任講師を務める。
2016年渋谷区にてKushi Macrobiotic Schoolを始める。深い生命の理解に基づく包括的な教育を受けるために国内、海外から生徒が集まっている。

宮里未央(Kushi Macrobiotic School

1972年 秋田県生まれ。
物心ついた頃からなぜ戦争があるのかに疑問を持つ。学生の時に自然食と出会い、現代の食べ物が自然から離れていることを知り、本物の食べ物の美味しさや自然な生活の心地良さを知る。この世界が目に見える世界だけではないこと、命が続いていくこと、人間の本質などについての学びを始める。
オーガニック、菜食、ホールフードの食生活を経てマクロビオティックに出会う。食が環境問題や飢餓、貧困などに深く関わっていること、マクロビオティックで現代の様々な問題が解決出来ることを知り、平和やより良い社会を食や生き方を通して実現しようとしたマクロビオティック運動に感銘を受け、米国Kushi Instituteにて、また教師である夫と義母からマクロビオティックを学ぶ。東京都竹橋のマクロビオティックレストランに勤め、レストランの発展、料理教室の通訳、翻訳などに携わる。健康な妊娠、スムーズで痛みや負担の少ない出産を通して自然な生き方の大切さを実感する。Kushi Institute of Japanにて講師を務める。Kushi Macrobiotic School運営者、講師。夢は自給自足の生活と動物や自然、人間、皆が調和した世界の実現。

*対談者は都合により変更となる場合がございます。

10月18日(日)
9-12時 第2部 各国のマクロビオティックの歴史~現状について

9時-9:45   アルゼンチン(プレゼンター:ヒメナ・アルバレス)

ブエノスアイレス大学で文化人類学を学ぶ。1997年から2年間アジアを旅行。3ヶ月間、初めて日本に滞在する。99年、アルゼンチンの名医Jose Luis Martinez(ホセ・ルイス・マルチネス)よりマクロビオティックを学び実践をスタート。元夫でもあるジョセとの間に2人の子供を授かりマクロビオティックで育てる。子育て期間を山の中で過ごし、梅干し、漬物、蓮根、ハブ茶、振りかけなど食薬となる食べ物を自然と接しながら開発。長年かけ、ブラジル・サンパウロのMusso School(無双学校)に通い、菊池富美雄・ベルナデット夫妻からマクロビオティックの病気治しと料理法を学ぶ。南アメリカの様々な場所にある多くのセンターを訪問する。2007年、日本CI協会にマクロビオティックの源流を求め2度目の訪日を果たし、3ヶ月滞在。マクロビオティックの学びと同時期に学び始めたレイキの学びも深めるため、京都滞在中に伝統あるレイキ学校にて学ぶ。長年母国でマクロビオティック料理を教える傍ら、本年(2020年)2月、経験を深め、自身の周りにマクロビオティックを伝え続けるためのインスピレーションを得るため訪日を果たす。


9:45-10時半  アメリカ(プレゼンター:カール・フェレー(GOMF))

George Ohsawa Macrobiotic Foundation(桜沢如一マクロビオティック財団。GOMF。)、East West Center for Macrobiotics(マクロビオティック・イースト・ウエスト・センター)代表。”Essential Guide to Macrobiotics”、”Acid Alkaline Companion”の著者、”Essential Ohsawa”の編集者、Macrobiotics Today誌の編集者。1975年、テキサス・デントンにてマクロビオティックの実践をスタート。78年から、ヘルマン/コルネリア相原夫妻と共にGOMFを運営。38回に及ぶ毎年恒例のFrench Meadows(フレンチメドウ)でのサマーキャンプを指揮する。カールと妻ジュリアはカリフォルニア・チコ在住。4人の子供に恵まれている。

10時半-11:15 ベトナム(プレゼンター1:ファム・ティ・ミン・ゴック)

ファム・ティ・ゴック・チャムの娘。母親が妊娠中からマクロビオティックで育つ。マクロビオティックのお店を経営する母親の元に生まれ、現在共にお店を経営中。

(プレゼンター2:ファム・トゥー・アイン)

ファム・トゥー・アインは、2012年にオープンした「カイ・ミン・マクロビオティック・レストラン軒ショップ」の創設者、CEO、シェフ。厳格なマクロビオティック基準に則り、100近くに及ぶ様々な料理を考案。彼女と息子は2010年よりマクロビオティックを実践。多くの病人の病気を癒す。ベトナム・ホーチミン市在住。夫であるダン・ノック・ヴィエンは2008年よりマクロビオティックを実践。料理教室コースを開講し自身の知恵、経験を地域にシェアしたいと願っている。


11:15-12時  日本(プレゼンター:永井邑なか(ラ・コシナ・デミナカ


ファシリテーター:七林秀郷(マクロビオティック交流会実行委員長) 

1984年、東京生まれ。
マクロビオティックを実践する両親のもとに生れる。小学校から大学卒業迄、玄米弁当を持参し学校に通う。
15歳の時、自らマクロビオティック食に目覚め、以来その考え方を採り入れ実践。
大学院(経営学修士)を修了後、日本CI協会に就職。
雑誌の編集業務を担い海外のマクロビオティック事情を学ぶ。
故勝又靖彦 日本CI協会会長、高桑智雄 現・桜沢如一資料室室長と共に桜沢如一資料室を立ち上げ桜沢資料の整理活動を行う。
オーサワジャパンに転籍後、貿易業務等を担い、主に海外とのマクロビオティックの架け橋の仕事を担う。
2011年3月11日の東日本大震災を受け原発・放射能汚染問題をマクロビオティックのアプローチで解決するための提案本Cool Fusion(低エネルギー原子転換)がアメリカKushi InstituteのEdward Esko・Alex Jack両氏著により出版されたことを受け、同著の日本語版を父親が代表を務めるAMA Japanより翻訳、出版。現KMS(Kushi Macrobiotic School)代表パトリシオ氏に後書きを著して頂く。
30歳の年を契機に退職しAMA Japanに転籍、エコロジー事業においてバイオテクノロジー(遺伝子組み換え/ゲノム編集)と種子法・種苗法など種(タネ)の保全(保存・保護)活動との文脈で最古の古代小麦アインコーン(一粒小麦)に着目し普及をスタートさせる。
桜沢如一の弟子であるヘルマン/コルネリア相原夫妻が設立したアメリカ西海岸のマクロビオティック普及団体GOMF(George Ohsawa Macrobiotic Foundation)の設立者Carl Ferre氏の妻Julia氏によるFood and Intuiton(食と直感力)の翻訳本を日本CI協会発行「月刊マクロビオティック」誌へ紹介し始める。
故桜沢如一と沖ヨガの創始者・故沖正弘との出会いにより日本CI協会で生まれたマクロビオティック・ヨガの普及活動および沖氏が最晩年に力を入れたジャイナ教由来のプレクシャディヤーナ(メディテーション)の普及活動に携わる。
幼馴染が代表を務めるアマプロにてマクロビオティックを「RESET」という名前のもと普及させるプロジェクトをマクロビオティック和道代表 磯貝昌寛氏、くつろぎ工房代表 森山幹麗氏と共にスタートさせる。
34歳の年、マクロビオティックと古代小麦アインコーンをより広く普及させるためにCHAYAマクロビフーズにてスタッフとして参画。自然食品店市場よりも広範囲の一般市場に向けたマクロビオティックの普及活動に携わる。
桜沢如一の最晩年の弟子である斎藤武次氏と共に現代社会の問題を桜沢如一の視点で研究する桜沢如一研究会をスタートさせる。
新型コロナウイルスに対するマクロビオティックのアプローチを紹介する提案本COVID-19 A Plant-Based Macrobiotic Approach to Prevention and Recovery(マクロビオティックによる新型コロナウイルス対策)がCool Fusoinの著者Edward Esko・Alex Jack氏等著により出版されたことを受け、同著の日本語版を野田清美氏等と共に翻訳、出版。磯貝昌寛氏に後書きを著して頂く。

12-12:15 休憩

12:15-14:15 第3部 各国交流会(日本の対談者、外国のプレゼンター合同交流会。視聴者参加可。)

[申込先]こちらからお申込み下さい
*申込受付後、開催日の前日迄にFacebook Live閲覧方法ご案内いたします。Zoom参加の方には参加IDを発行いたします。

[申込期限]無
*但し、Zoom参加の場合、定員になり次第締め切り

主催:マクロビオティック交流会実行委員会(七林秀郷、磯貝昌寛、永井邑なか、斎藤 武次、安藤耀顔)

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